【ちょっと待って】コーポレートサイトに「おしゃれ・かっこいい」要素は不要です!

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書いてあること

  • こんな人におすすめ:コーポレートサイト制作に「おしゃれ」や「かっこいい」要素が最重要だと考えている中小零細企業の経営者やウェブ担当者
  • 課題:なぜコーポレートサイトを作るのかという根本的な目的を見失っている可能性がある。
  • 解決策:コーポレートサイトの目的を明確にし、目的達成のために必要な要素をサイトに盛り込んでいく。おしゃれやかっこよさの優先度は低い。

はじめに

「おしゃれなコーポレートサイトを作りたい」「かっこいいデザインに仕上げて欲しい」

企業ホームページ=コーポレートサイト作りにおいて、このような依頼をする企業は少なくありません。

しかし、よくよく考えると「誰のために」というところが抜けているように感じます。

最終的に「おしゃれ」や「かっこいい」を判断するのは、企業側でも制作側でもなく、コーポレートサイトに訪れるユーザーなのです。

そして「おしゃれ」や「かっこいい」サイトだからと、商品の購入やサービスに利用に直接つながるわけではありません。

「せっかくサイト作ったのに、売上が上がらない」と嘆く企業が後を絶たないのは、企業とユーザー間で「ギャップ」が生まれてしまうからです。

この記事では、その「ギャップ」とは何か、どうすれば失敗しないコーポレートサイトを作れるのかについて解説していきます。

目的の明確化:「おしゃれ」「かっこいい」サイトで何を達成したいか

「おしゃれ」や「かっこいい」コーポレートサイトにしたいというお気持ちは分かりますが、果たしてそれらが優先度の第1位になっても良いでしょうか?

コーポレートサイトがおしゃれであること、かっこよくあることは、自社の成長につながるでしょうか?

これらに対してNOであると感じる場合は、優先度順位を考え直す必要があります。
そして、そこで重要なのは、なぜコーポレートサイトを立ち上げる必要があるのか、あったのかという原点に立ち返るということです。

多くの場合は、ウェブから問い合わせを増やしたい、資料請求をしてもらって見込み客を獲得したい、自社の製品を買ってもらいたいなどの具体的な目標があるはずです。

これらを優先度の第1位として扱うのが、失敗しないコーポレートサイト作りの基本ステップです。

ユーザーを惹きつけるコーポレートサイトの要素

コーポレートサイトで実現したい目標を考えていくと「ユーザー目線」が重要であることに気づけます。

なぜなら、サイトを頻繁に利用し、アクションを起こすのは「ユーザー」になるからです。

そうなると、自社サイトにユーザーを惹きつける必要があります。

そこで「おしゃれ」や「かっこよさ」とお考えの方は、今一度考えてください。

それらの基準は、人によってとらえ方が大きく異なります。

例えば、超有名な画家が描いた絵画に億単位の価格がつけられたときに、あなたはその価格で買いたいと思いますか?

そして「おしゃれ」や「かっこいい」から買うのでしょうか?

絵画に関心がない人からすれば、何も響かない「絵」ですが、関心がある人からすれば「おしゃれ」にも「かっこいい」にも映ります。

また、投資目的の人にとっては、おしゃれやかっこよさより「誰が」「いつ」描いたものの方に関心があるかもしれません。

このように、見る人によって捉え方が異なるものを最優先の指標としてはいけないと考えます。

では、ユーザーを惹きつけるとはどういったことなのか?

それは「情報」です。

ユーザーは「何か」を求めて、あなたのコーポレートサイトに訪れます。

そして求めているものが、サイト内にあれば次のアクションを起こします。これら「問い合わせ」や「資料請求」「商品購入」になります。

つまりユーザーを惹きつけるには、この「何か」を特定して、サイトに盛り込むことです。

こうすることで、コーポレートサイトの目標達成に貢献度の高いユーザーを惹きつけることができるのです。

ユーザー体験を最優先:訪問者を虜にするサイト構築術

「ユーザー目線」を最優先に考えて、サイト上でのユーザーの体験(UX)を最適化することで、サイトの目標達成を容易にします。

この要素に「おしゃれ」や「かっこいい」が含まれるのであれば、大いに盛り込んでいただく必要がありますが、前述のとおり「捉え方」で大きく変わります。

だからこそ、ユーザーが求める「何か」を特定する必要があります。そして求めるものに最短距離で到達させることがユーザー体験の向上につながります。

「何か」を考える上でのヒントとしては、自社の製品やサービスが「どんな人」の「どんな悩みや想い」に響くのかを考えることです。

特に「悩み」の部分は、解消に向けて動いている人々がウェブ上をさまよっているので、彼に見つけてもらう努力をすることで、サイトへの訪問を促すことができます。

例えば、「今まで色んなダイエットを試したけど痩せらない」と嘆く人がいたとします。

この人の悩みを解消するには、一般的なダイエット方法は通用しないように思います。
また、効果の薄いダイエット方法も響きそうにあります。

そこで、(提供できるのが前提ですが)今までにない超効率的なダイエットの情報を提供できれば、問題の解決ができそうです。

そして、コーポレートサイトに訪れて、次のアクションを起こしてくれる可能性も高いでしょう。

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