書いてあること
- こんな人におすすめ:自社のホームページの表示が遅いとは感じているものの、その影響までは分かっていない中小零細企業の経営者やその担当者
- 課題:ホームページの表示速度が遅くなる原因とビジネスに与える影響が分からない。
- 解決策:遅くなる原因を担当者や専門家に確認し、改善策を講じていく。
はじめに
ホームページの表示スピードを意識したことがありますでしょうか?
多くの企業様のホームページを拝見するなかで、非常にもったいないと感じるのは、ホームページの表示が遅いということです。
これは利用者として考えると分かりやすいのですが、多くの方は動画やSNSの表示が遅いとストレスを感じるはずです。
当然、ホームページにも同じことが言えるわけです。
表示が遅いとどうなるかと言うと、ユーザーがホームページから離脱してしまいます。
お客様がお店の前まで来てくれたのに、扉が開かないから帰ってしまうようなものです。
これはビジネスにおいて非常にもったいない。機会損失です。
だからこそ、自社のホームページが遅いと感じている経営者やウェブ担当者の方は、いますぐに改善をはじめていきましょう。
ホームページの表示速度を遅くする一般的な原因
ホームページの表示速度を遅くする原因は多岐にわたりますが、中でも一般的な事例を解説していきます。
例えば、容量の大きな画像ファイルです。事例でお写真を使う企業様は、特に気を付けたいポイントです。
1ページに何枚も画像を使う場合は、必ず画像の容量を圧縮してからホームページに掲載しましょう。
また、技術的な話になりますが、最適化されていないコードやサーバーの応答時間の遅さなども原因として考えられます。
これらはホームページの制作者やサーバー管理者に確認して、改善を進めて行きましょう。
またワードプレスを使用している企業様は、プラグインやウィジェットの使用もページの読み込みを落とす原因になりますので、要注意です。
使っていないプラグインやウィジェットは停止するか削除するかして、ページ速度の改善をはかりましょう。
ホームページが遅いことのビジネス上のデメリット
ビジネスにおいて、ホームページの表示速度が遅いことは、様々なデメリットを発生させます。
最も直接的な影響は、ユーザーの体験の低下です。つまり前述したように「機会損失」を生んでしまう可能性です。
ホームページの表示が遅いと、訪問ユーザーはすぐに離れてしまう可能性が高くなります。
あなたのホームページの情報を見ずに、離脱されてしまっては、事業の魅力はまったく伝わりません。
このように高い離脱率や、低いコンバージョン率につながり、最終的には売上の減少にもつながります。
またブランドイメージへの悪影響も無視できません。
これらのデメリットを抱えたまま、表示の遅いホームページを使い続けますか?
遅いサイトがSEOに与える影響とその改善策
ホームページの表示速度が遅いことは、間接的にSEO(検索エンジン最適化)にも影響を与えます。
検索エンジンは、ユーザーに「良い体験を提供するホームページ」を好むため、表示の遅いホームページは「良い体験を提供していない」と判断し、検索結果の上位に表示されにくくなります。
この問題を解決するためには、画像サイズの最適化、キャッシュの利用、サーバーの応答速度の改善など、さまざまなテクニックがあります。
これらの施策を実施することで、ホームページの速度を向上させて、SEOのパフォーマンスを改善することができます。
そして検索エンジンに上位に表示され、ホームページを訪れたユーザーが快適に使えることが、最終的に売上アップにつながるのです。
さいごに
このようにホームページの速度は、ユーザー体験とSEOの両方に影響を与える重要な要素です。
この記事で紹介した点を理解し、適切な改善策を講じることで、より多くの顧客を獲得し、ビジネスを成長させることができます。
画像の圧縮やサーバーの応答速度など、1つ1つの改善方法が分からない場合は、まずはホームページの制作者ないし管理者に確認し、対策を講じていきましょう。