書いてあること
- こんな人におすすめ:自社のホームページから問い合わせが少ないと嘆く中小零細企業の経営者
- 課題:問い合わせがくるホームページにしたいが、改善の仕方が分からない。
- 解決策:問い合わせがくるホームページの3つの特徴を理解し、自社のホームページに落とし込む。
はじめに
自社のホームページから問い合わせが来ないと嘆く中小零細企業の経営者は少なくありません。
そして、問い合わせを増やそうとあれこれ試してみるも、なかなか効果が出せない。そもそも何から手をつけていいか分からない。
このようなお悩みを抱えている企業さまにご相談頂きますが、問い合わせがくるホームページにはそれなりに理由があります。
そこでこの記事では、訪問ユーザーが思わず「問い合わせしたくなるホームページ」に共通する3つの特徴について解説していきます。
思わず問い合わせしたくなる!知りたい情報がスグ分かる!
ホームページを訪れるユーザーには、必ず「知りたい」「求めている」情報があります。
その情報をいち早く提示できる、見つけてもらうことができるページこそ問い合わせしてもらいやすいホームページです
例えば、自社がどのような会社でどのような製品やサービスを持っているのか。または、顧客のどのような悩みや課題を解決することができるのか。
これらを明確にそして分かりやすく提示することが、重要になります。
特にページの上部は、必ずユーザーの目に触れる場所になります。これを「ファーストビュー」と言いますが、このファーストビューでホームページの閲覧を続けるか続けないかが判断されます。
たからこそ、ユーザーの求める情報を把握し、ファーストビューで表示してあげることが、問い合わせにつなげられる第一歩になります。
また、ファーストビューは必ず見られるがゆえに、情報を詰め込んでしまう企業さんもいらっしゃいますが、これは逆に見てもらえない可能性があります。
確実に見てもらえるからこそ、確実に届けたい情報だけをファーストビューに記載しましょう。
また、ユーザーが求める情報にいち早くたどり着いてもらうには、的確な「誘導」を行う必要があります。
これはナビゲーションとも言われ、ユーザーが情報を欲した瞬間に、即座にその情報へ辿りつけるようにすることです。
例えば、先ほど「ファーストビュー」をご紹介したので、例えば「」といった記事をご紹介することで、興味を持った方は、ホームページを回遊してくれるでしょう。
このようなホームページ内にどんな情報があり、どんなタイミングで求められているかを把握することで、的確な「誘導」を行うことができます。
思わず問い合わせしたくなる!問い合わせの手段が豊富!
あなたのホームページでお問い合わせする手段は何がありますか?
一般的なのは、メールや電話といった「問い合わせ」です。
そして、それぞれ1つずつ、フォームやボタンを用意していることでしょう。
さらにフォームで、具体的な内容を入力してもらっていることがほとんどでしょう。
実は、これでは問い合わせのハードルが高く、せっかくフォームまでたどり着いたのに、ホームページを離脱してしまう可能性があります。
そこで、より目的別にフォームを用意できると良いでしょう。
例えば、問い合わせの多い内容別にフォームを作成するというものです。
内容によってフォームで入力してもらいたいことも変わってくるはずですので、それぞれの内容に最適化した項目でフォームを作ることで、ユーザーも目的に合致していれば問い合わせしやすくなります。
思わず問い合わせしたくなる!入力に迷わない!
問い合わせが少ない・全くないホームページを見ていると、どのように入力すればいいのか分からないというフォームが見受けられます。
「どのように入力すればいいのか分からない」というのは本当にもったいないです。
なぜならユーザーは問い合わせをしようという意思を持ってくれているからです。いうならば問い合わせまであと一歩のところにいる超優良ユーザーです。
「分からない」のであれば、教えてあげればいいのです。フォームにおける入力のサポートは「入力例」を用意してあげることです。
例えば、よくあるのは「姓名」「カタカナ」という項目に対して「田中 太郎」「タナカ タロウ」といった入力例を見たことがあるはずです。
特にユーザーが任意で入力する項目をフォームに設けている場合は”必ず”入力例を用意しましょう。
問い合わせの内容についても、どのような内容を求めているかより具体的に入力例として用意してあげることで、ユーザーもそれに倣って、入力を進めてくれます。
企業にとっても知りたい情報が得られ、ユーザーにとっても入力しやすくなるため、入力例は用意しないわけにはいきません。
これらの特徴をもつホームページは問い合わせが来やすく、その後のビジネスにもつなげやすいので、ぜひ参考にしてみてください。