コンバージョンタグとは?設置方法や仕組みをわかりやすく解説!

WEBマーケティング
WEBマーケティング

Web集客の成功には、ユーザーの行動を正確に計測し、データに基づいた運用改善が不可欠です。そして計測には、コンバージョンタグの導入が必要不可欠です。

この記事では、コンバージョンタグの設置方法や重要性、具体的な運用手法をわかりやすく解説しています。正確な計測を行うことで、無駄な広告費を削減し、効果的なマーケティング戦略を立てるためのヒントにお役立てください。

コンバージョンとは

コンバージョン(Conversion・略称CV)とは、マーケティング用語で、購買プロセスにおいてウェブサイトに訪問したユーザーが、特定の目標行動を完了することを指します。

参考:コンバージョンとは?いまさら聞けない意味や種類をわかりやすく解説!

Webマーケティングで、成果をあげたい・改善したいとお考えの企業にとって、コンバージョンは無視できない重要な指標です。なぜなら自社で定めたコンバージョンの件数を増やすことが、最終的な売上や利益につながるからです。

そして、コンバージョンの計測には「コンバージョンタグ」が必要不可欠です。以降で詳しく説明していきます。

コンバージョンタグとは?

コンバージョンタグは、ウェブサイトに訪問したユーザーの特定行動を測定するためのタグです。あくまでも測定タグの一種であり、コンバージョン計測に特化したタグとなります。

このタグを利用することで、マーケティング施策の効果を具体的な数値で把握でき、どの施策が成果を上げているのかを分析することができます。

コンバージョンタグの重要性

コンバージョンタグは、広告の費用対効果を確認するために非常に重要です。

広告に投資した金額が実際にどれだけの成果を上げているのかを測定することで、無駄な広告費を削減し、より効率的なマーケティング戦略を立てることが可能になります。

具体的には、ユーザーが商品を購入したり、問い合わせを行ったりするなどの重要なアクションを追跡し、そのデータを基に広告キャンペーンを最適化します。

コンバージョンタグの種類

コンバージョンタグには、さまざまな種類があります。広告媒体ごとに異なるタグが存在し、それぞれの媒体に対応したタグを発行して使用します。

たとえば、Google広告のコンバージョンタグ、Yahoo!広告のコンバージョンタグといったように媒体ごとにタグがあります。

また正確なコンバージョン計測のためのタグも存在しており、例えばGoogle広告では「コンバージョンリンカー」というタグがあり、Yahoo!広告では「サイトジェネラルタグ」というタグがあり、それぞれがITP(Apple社のiOS11からSafariブラウザに搭載され始めたトラッキング防止機能)に対応するためのタグになります。

これらのタグを正しく設置することで、ユーザーの行動を正確に測定し、広告のパフォーマンスを最大化することができます。

コンバージョンタグの仕組み

コンバージョンタグは、ユーザーの特定の行動を追跡するためのツールです。

このタグをウェブページに設置することで、ユーザーがどのようなアクションを取ったかを測定し、広告の効果を判断することができます。

以下で、コンバージョンタグの設置場所や発火条件について詳しく説明します。

設置場所

コンバージョンタグは、特定のWebページに設置します。

たとえば、購入完了ページや問い合わせ完了ページなど、ユーザーが目標とするアクションを完了した時に表示されるページが設置場所として適しています。

これにより、ユーザーがどのページでコンバージョンしたかを正確に把握することができます。

発火条件

コンバージョンタグが反応することを「発火」と言います。そして反応するきっかけのことを「トリガー(引き金)」と言います。

コンバージョン計測をする目的は「ユーザーが特定のアクションを行ったことを把握するため」です。そこでそのアクションを「トリガー」にして、計測します。

たとええば、商品をカートに追加した瞬間や、フォームを送信した瞬間などが該当します。これにより、ユーザーの行動をリアルタイムで追跡し、どの広告が効果的であったかを測定できます。

一般的な設置場所としてあげられる「購入完了ページ」や「問い合わせ完了ページ」は、ユーザーがそのページを訪問することが「トリガー」となっています。なぜなら購入や問合せを完了しないと、そのページに辿りつけないからです。つまり「完了ページに辿りつける=購入や問合せをしたユーザーである」という考え方をします。

コンバージョンタグの設置方法

コンバージョンタグを適切に設置することで、Web集客の効果を正確に測定することができます。ここでは、Webページに直接設置する方法と、タグマネージャーを使用して設置する方法について説明します。

Webページに直接設置する

コンバージョンタグをWebページに直接設置する方法は、特定のページのHTMLコードにタグを追加することです。

たとえば、購入完了ページや問い合わせ完了ページのHTMLに、提供されたコンバージョンタグのコードを貼り付けます。

この方法はシンプルで、タグの設置位置を正確に把握できる利点がありますが、複数のページに設置する場合や、タグの変更が必要になった場合には手間がかかることがあります。

タグマネージャーで設置する

タグマネージャーを使用してコンバージョンタグを設置する方法は、Googleタグマネージャーなどのツールを利用するものです。

タグマネージャーを使うことで、複数のタグを一元管理でき、設置や管理が簡単になります。タグマネージャーにコンバージョンタグを追加し、トリガーを設定することで、指定したアクションが発生したときにタグが発火します。

この方法は、タグの追加や変更が頻繁に行われる場合に非常に便利です。

まとめ

コンバージョンタグは、Webマーケティングにおいて欠かせないツールです。

これにより、ユーザーの行動を正確に追跡し、どの施策が効果的であるかを具体的なデータで把握できます。正しく計測することで、広告の費用対効果を明確にし、無駄なコストを削減しながら効率的なマーケティング戦略を立てることが可能になります。

また、設置方法や発火条件を適切に設定することで、ユーザーの重要なアクションを見逃さずに測定できます。このように、正確なデータに基づいた運用改善を行うことで、Web集客の効果を最大化し、最終的な売上や利益の向上に繋げることができるのです。



この記事はお役に立ちましたか? はい いいえ


サービスの概要
サービスの特徴
選ばれる理由
導入事例
成果を出せる理由
運用プランについて
導入の流れ
よくある質問

 

サービスの概要
サービスの特徴
選ばれる理由
導入事例
成果を出せる理由
運用プランについて
導入の流れ
よくある質問

 

WEBマーケティングブログ|株式会社リル