【LP制作の流れ】8つのステップで成果のでるLPを作る!

WEBマーケティング
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LP(ランディングページ)は、WEBマーケティングにおいて欠かせないツールとなっています。

その効果的な活用は、特定のアクションにユーザーを誘導し、ビジネス目標の達成に直結します。

この記事では、LPの基本的な構成要素から制作の手順までを解説し、効果的なLPの作成に役立つポイントを詳しく紹介します。自社のウェブマーケティング戦略を強化するための貴重な知識を得ることができます。

LP(ランディングページ)とは?

LPは、ランディングページ(Landing Page)の頭文字を取ったもので、一般的には特定のアクションを誘導することを目的としたぺージを指します。

特定のアクションは「コンバージョン」と呼ばれ、LPの目的は定めたコンバージョンを達成させることになります。

コンバージョンは、業種や広告キャンペーンの目的によって異なりますが、一般的には以下のような行動をコンバージョンと設定する企業が多いでしょう。

  • 予約サイトにおける「予約・申込」
  • 求人サイトにおける「応募」
  • 会員制サイトにおける「会員登録」
  • セミナーやイベントの「参加申込」
  • BtoBサイトにおける「問合せ・資料請求」
  • BtoCサイトにおける「商品購入」
  • メディアサイトにおける「メルマガ登録」
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これらの目的達成のためには、LPを活用することが有効ですが、闇雲にページを作成しても成果は期待できません。そこで成果をあげるためのLP制作の流れについて解説していきます。

LP制作の基本的な流れ

LP制作は基本的に以下の流れで制作していきます。

  • STEP1:目的を決める
  • STEP2:ターゲット選定
  • STEP3:ぺージ構成
  • STEP4:ワイヤーフレームの作成
  • STEP5:ライティング
  • STEP6:デザイン作成
  • STEP7:コーディング
  • STEP8:公開と効果測定

成果の出るLPを作成するには、作り手の主観ではなく、使い手(ユーザー)の目線で作ることが重要です。

STEP1~STEP3では特にユーザー目線で考えることが重要になります。STEP4~STEP7はカタチにしていくフェーズです。そしてSTEP8でLPの公開を行いますが、運用は効果測定が必要不可欠です。各ステップのポイントと役割について解説していきます。

STEP1:目的を決める

まず初めに、LPの目的を決めましょう。目的なくしてLP制作はあり得ません。

前述のようにLPの目的は「定めたコンバージョンを達成すること」です。そこで、この「コンバージョン」となるポイントを決定することがファーストステップになります。

LPを通して、どのような成果を期待しているのかを洗い出しましょう。複数挙げた場合は、必ずどれか一つに絞ってください。LPは狙ったユーザーに最短でコンバージョンしてもらうために作られます。

目的を複数掲げてしまうと、いずれも達成できないという事態になりかねませんので、必ず目的は1つに絞りましょう。

STEP2:ターゲット選定

目的を決めたら、次にターゲットを選定しましょう。定めた目的に対して、100人中100人が達成するということはあり得ませんが、その確率を高めることは可能です。

確率を高めるために重要なのはターゲットを明確に定めることです。どのようなユーザーがその商品やサービスを欲しているのか、どのようなタイミングで必要とするのか、などユーザー目線に立ち、具体的なターゲット像を作成します。

既存顧客がいる場合は、既存顧客の傾向を探ったり、インタビューやヒアリングを行い、商品・サービスを手にした理由について確認しましょう。

これから顧客を開拓する場合は、類似商品のターゲット像を分析したり、アンケートなどのリサーチを行い、より具体的にしていくことが重要です。

STEP3:ページ構成

LPの目的とターゲットが決まったら、次はぺージ構成を考えていきます。

定めたターゲットが、どのような状態でLPに訪れ、どのような情報を見ることで、商品やサービスに興味を持つのか、ユーザー目線で考えていくことが重要です。

ページの構成については、「PASONAの法則」や「AISMAの法則」というフレームワークを使うことで、構成を考えやすくなります。

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法則に沿って考えることで、迷うことなくページ構成を作成することができます。

STEP4:ワイヤーフレームの作成

LPの構成を決めたら、設計図を作りましょう。これをワイヤーフレームと呼びます。

画像やコンテンツの配置など、大まかな枠組みを作成します。LP構成を考える際に同時並行で作成することで、全体的なイメージを持ちやすくなります。重要なのは、作り込みすぎず、構成に沿った「配置」をしていくことです。

STEP5:ライティング

ワイヤーフレームが出来たら、LP内の文章やキャッチコピーを考えていきます。

このとき重要なのは、前後のつながりを持たせることです。そしてLPを見ているユーザーの心を動かすための文章にすることです。

ライティングはコンテンツ内の文章に限らず、画像内のキャッチコピーなども含みます。どのような表現をすればユーザーに刺さるのかを考えて作成しましょう。

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STEP6:デザイン作成

ワイヤーフレームができたら、次はデザインを作成します。設計図をより可視化して、完成状態に近づける作業です。

また、デザイン作成時に重要なことは、ターゲットに受け入れられるデザインを意識することです。よくある失敗としては、作り手の勝手なイメージでデザインを作ってしまうことです。

「カッコいいから」「オシャレだから」と他サイトを参考にすることがあるかと思いますが、果たしてユーザーは「カッコよさ」「オシャレ」を求めているのでしょうか。

真に求めているのは、LP内にある商品やサービスの情報です。そしてLPの目的は定めたコンバージョンを達成することです。そのためには、徹底的なユーザー目線を持つことが重要です。ターゲットが求めるデザインを心がけましょう。

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STEP7:コーディング

「コーディング」はデザインをもとにLPを作っていく作業です。HTMLやCSSなど専門の言語を必要とします。自社内にリソースがない場合は、制作会社に依頼しましょう。

コーディング時には、LPのURLや問合せを受信するメールアドレスなどが必要になりますので、事前に決めておきましょう。

後述しますが、LPは「改善」して最適化していくことが基本です。あまり複雑な仕様にすると後々に改修しにくくなってしまうため、まずは修正しやすいものをプロトタイプとして作成し、実際の運用を通して、改善していくことを推奨します。

STEP8:公開と効果測定

コーディングが完了したら、あとはLPをWEB上に公開します。予め決めていたURLにページが反映されているかを確認しましょう。

また、外見だけでなく、実際にボタンが動くのか、フォームに不具合がないか、メールが受信できるのかといったユーザーが辿るであろう動線すべてのチェックを忘れないようにしましょう。

また、LPを作っただけでは、成果は生み出せません。むしろ作ってからが本番と言っても過言ではありません。

LP内でのユーザー動向を分析して、より効果的な誘導方法やコンテンツ・キャッチコピーなどを試して、コンバージョンの獲得を最大化する「運用」が必要になります。

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まとめ

LP(ランディングページ)は、特定のアクションを誘導するためのウェブページで、目的は定めたコンバージョンを達成することです。コンバージョンは、予約や応募などの行動を指し、LP作成にはユーザー目線が重要です。

LP制作の基本的な流れは、目的設定からターゲット選定、ページ構成、ワイヤーフレーム作成、ライティング、デザイン作成、コーディング、公開と効果測定までの一連のステップです。成果を出すためには、ユーザー目線を重視し、効果的な運用が必要です。



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