書いてあること
- こんな人におすすめ：ランディングページを持っているが効果に満足できていない人
- 課題：そもそも効果の高いランディングページを知らない。
- 解決策：ランディングページの役割や構成要素を理解し、効果検証とマイナーチェンジを繰り返す。
はじめに
ランディングページは、WEB広告やSNSなどの他媒体からの受け皿として運用されているので、一度は見聞きしたことがあるでしょう。
しかし、ランディングページが実際に「効果」があるのかそうでないのかということは、外から見える表面的なものだけでは判断できません。
この記事では、そんな外からでは分からない、ランディングページの効果を高める方法について解説していきます。
ページ内の各要素の理解を深めることが、ランディングページ作りに重要です。
特にランディングページ運用の初心者の方に向けた記事となっておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
ランディングページの効果とは？
そもそもランディングページとは、「Landing Page（直訳：着地したぺージ）」を指し、頭文字をとった「LP」という呼ばれることもあります。
しかしながら、WEB広告などの意図的な誘導による受け皿とする場合は「着地したぺージ」では、少しニュアンスが異なります。
というのもランディングページには「広義の意味」と「狭義の意味」という2つの意味があるからです。
狭義の意味でのランディングページとは？
WEB広告などの「受け皿」として使われるランディングページ（LP）は、「ユーザーを特定のアクションに誘導すること」に特化しているぺージのことを指します。
例えば、特定の商品やサービスに特化した情報のみを記載し、そのページで購入や申込までできるようなっているぺージです。
ランディングページの役割とは？
狭義の意味でのランディングページは、ユーザーに特定のアクションを誘導することを目的として作られます。
つまり「より効率的にユーザーを誘導すること」が目的であり、ランディングページに課せられた役割となるのです。
「LPを作ったけど、効果がでていない」と嘆く企業の多くは、この役割を理解できていない可能性があります。
そしてランディングページが持つ本来の役割を果たしてもらうには、構成する要素がどのように機能しているかも把握する必要があります。
そして、機能していない箇所を改善することによって、きちんと役割を果たしてもらうことができるのです。
ランディングページの効果とは？
ランディングページの役割は「ユーザーを特定のアクションに誘導すること」と前述させて頂きました。
そして、ランディングページの効果を測るには、実際に「誘導できた数」というのが一つの指標になります。
この数を増やすのが、効果を高めるということであり、最終的には企業の売上や利益に貢献することができます。
ランディングページを構成する要素は？
ランディングページの効果を最大限に高めるには、どのような要素があるかを理解しなければいけません。
そこで、特に重要な3つの要素とその必要性について解説いたします。
構成要素１：ファーストビュー
「ファーストビュー」は、ランディングページを訪れたユーザーが一番最初に見る場所（ページの上部）です。
ファーストビューはランディングページの顔といっても過言ではありません。
つまり第一印象を決める重要な場所になります。ここでぺージを訪れたユーザーに悪い印象や分かりづらい印象を与えてしまうと、それ以降の情報は見られず離脱してしまう可能性もあります。
ファーストビューの重要性については「LPのファーストビューとは？重要性と作成のコツ！」の記事にて紹介していますので、参考にしてみてください。
構成要素２：コンテンツ
続いてはコンテンツです。ランディングページにおけるコンテンツとは、特定の情報が一塊になった要素＝ブロックを指します。
例えば、サービスの特徴について解説したコンテンツ、料金に関するコンテンツ、利用者の声などがあげられます。
ランディングページを訪問したユーザーは、ぺージ内のコンテンツを見て、その商品やサービスを購入するのかを判断します。
ファーストビュー同様に、ユーザーへ悪い印象や分かりづらさを与えてしまうと、離脱されてしまう可能性があります。
構成要素３：フォーム
これは「お問い合わせフォーム」や「購入カート」などが該当します。
ランディングページの目的達成のためにはなくてはならない要素です。
なぜなら、多くの企業がランディングページの目的を「商品購入」や「お問い合わせ」の獲得としているからです。
目的達成の直前にある要素がフォームになりますので、効果に大きな影響を与えるのは明白です。
効果の高いランディングページを作るには？
ゼロからランディングページを作る場合も、今ランディングページは持っているけれど効果を感じられていないという方には耳の痛い話かもしれません。
実はいきなり効果が高いランディングページを作れる可能性は極めて低いんです。
なぜなら、頭の中で考えていたユーザーの行動と、LPでの実際の動きが全く異なるなんてことがあるからです。
- ファーストビューで離脱されてしまう…
- フォームまで到達してくれない…
- リンク箇所じゃないところを何度もクリックしてる…
などなどあげればキリがありません。だからこそ、最初から効果の高いランディングページを作るのは難しいんです。
ランディングページ運用は「効果検証」ありき
ランディングページを運用するうえで重要なのは「効果検証」です。
前述のとおり、最初から効果の高いランディングページを作るのは難しいうえに、一定の効果が出たとしても、もっと効果を出せるかもしれません。
このように、ランディングページの効果を考えるうえでは、効果検証をして、常に良し悪しを判断する必要があるのです。
効果がでないランディングページを見ると、効果検証していないことがほとんどです。
目的達成には、達成するまでの各要素がしっかりと機能しているのかを、測定する必要があります。
マイナーチェンジを繰り返して、最適化する。
効果検証を行ったら、マイナーチェンジを行いましょう。細かい修正を重ねた先に、効果のでるランディングページがあります。
しかも、1度や2度の修正ではありません、何度も何度も修正することもあるでしょう。
なぜならランディングページは「ユーザーを特定のアクションに誘導する」ためのものだからです。
誘導できたかできなかったかを効果検証し、できなかったら出来るようにマイナーチェンジをする。
この流れこそ、効果の高いランディングページを作る方法です。
「神は細部に宿る」という言葉がありますが、ランディングページも細部の要素までしっかり見ることが重要です。
目的達成のために、簡単な道はありません。小さな改善を繰り返していくことが効果を高めるために重要な考え方です。
