書いてあること
- こんな人におすすめ:LPの離脱率が高いと感じている。
- 課題:LPの離脱率が高い。ぺージの滞在時間が短い。
- 解決策:ファーストビューを見直して、離脱率の低下、次のアクションへの誘導を行う。
はじめに
商品の問い合わせやお問い合わせの獲得のためにLP(ランディングページ)を活用している企業は少なくありません。
そして、ランディングページの中でも重要な要素として「ファーストビュー」があげられます。
しかし、ファーストビューの最適化がおざなりになっている企業が多いように見受けられます。
そこでこの記事では、LPにおけるファーストビューの重要性について、そして作成する際のコツについて解説していきます。
LPにおけるファーストビューとは?
そもそもファーストビューとは?というところですが、これはLPを訪れたユーザーがまず最初に見る箇所です。
LPにおける「顔」のようなものです。これは使っているデバイス(パソコンやスマホ、タブレット)などによっても見える範囲が異なります。
そこで、自社の顧客となり得るユーザーはどのようなデバイスを使っているのかを探り、それぞれに適したデザインで作成する必要があります。
例えば、実はスマホユーザーが多いのに、パソコン向けのデザインしか作っていない場合は、文字が小さくて見えない…という問題が発生しがちです。
前述のようにファーストビューとは「顔」にあたる部分です。人は見た目が9割といわれるように、多くの人は見た目で判断してしまいます。
ファーストビューを見て「このページに自分の求めている情報はなさそうだな」「文字が読みづらいな」と思われて離脱されてしまっては意味がありません。
ファーストビューがLPの「顔」であることを理解して、手を抜くことなく作成にあたりましょう。
LPにおけるファーストビューの重要性
ファーストビューは人間における「顔」のようなものですが、重要なのは「位置」です。
ファーストビューはぺージの上部に位置しています。そしてLPを訪れたユーザーがまず最初に見る箇所になります。
つまりファーストビューは「必ず」見られるということです。
LPに100人のユーザーが訪問しても、実際に商品の購入やお問い合わせまで進んでくれる人は1人か2人かもしれません。
そしてこの人数を増やしていくことが「LPの最適化=LPO」です。
どうすれば、最終的な目標(購入やお問い合わせ)の数を増やせるのか?を考えていくうで、ファーストビューがとても重要な要素であることが分かります。
なぜなら、必ず見られるからです。つまり100人中100人がファーストビューを通って、最終的な目標に辿りつくのです。
このような100%の数値が出るような要素は、ファーストビュー以外にありません。
だからこそ、LPにおけるファーストビューが重要な要素となるのです。
ファーストビュー作成のコツ
100人中100人が見てくれるファーストビューだからこそ、そこに何を記載するかが重要です。
ここで情報を詰め込み過ぎても「よく分からない」と思われて離脱要因になりかねません。
そこで、ファーストビューでは絶対にユーザーに届けたい情報に絞ってください。
100%見られるので、伝えたいことを可能な限りシンプルに伝えるのです。
また人間の目線は、「左上→右上→左下→右下」という「Z」のように移動していきます。
つまりこの「Z」に伝えたいメッセージを配置してあげることで、視認率が高くなるということです。
また、ファーストビューの役割としては「次のコンテンツを見てもらう」「次のアクションを起こしてもらう」ことが重要です。
例えば、LPからの問い合わせが欲しい場合は、ファーストビューに問い合わせフォームにつながるボタンを設置などです。
また、次のコンテンツを見てもらうために、意図的にファーストビューに「収め切らない」というのも一つの方法です。
「正解は・・・CMのあとで!」などと言われると、気になってCMを待ってしまいます。
このように、続きが気になると、思わず見てしまうのです。
このような心理を利用して、わざと見切れるようなコンテンツ配置をすることで次のコンテンツへ誘導することができます。
ここにあげているのは、ごく一例です。
自社のLPにおいて、ユーザーがどのような行動を取り、どこに課題があるかによって改善すべきポイントは変わってきます。
それに合わせて施策も大きく異なります。そしてファーストビューで解決できる課題は「離脱率」です。
離脱率が高いことに課題を感じていらっしゃる企業さまは、ぜひファーストビューを見直してみてください。
そして、改善を行った前後をしっかり見てください。すると思わぬ発見に出会えるかもしれません。