書いてあること
- こんな人におすすめ：自社ホームページのトップページを改善したいと考えている中小企業の経営者やウェブ担当者
- 課題：具体的にどのような改善をすればいいのか分からない。
- 解決策：トップページの役割を理解して、ユーザーをスムーズに誘導する方法を考える。
はじめに
ホームページのトップページに何を用意すればいいのか？とお悩みの中小企業さんは少なくありません。
ホームページ全体を人間のカラダに表すとトップページは「顔」に当たります。
「人は見た目が9割」などという言葉がありますが、ホームページでも同じことが言えます。
トップページ（顔）を訪れたユーザーさんに好印象を抱いてもらわないと、ホームページの内容を見てもらうこともできません。
そこで、この記事では中小企業のためのトップページ最適化について解説していきます。
まずは役割を把握し、特に重要なファーストビューとナビゲーションを中心に改善戦略をお伝えします。
ホームページにおけるトップページの役割とは？
前述のようにトップページはホームページの「顔」とも言える部分です。
訪問者に与える第一印象がホームページ全体のイメージを決定づけるので、非常に重要なページになっています。
ユーザーは、ほんの数秒の間に第一印象を決めてしまうため、トップページの設計＝ホームページの目的達成に直接影響を与えます。
つまり自社のホームページで設定している「ゴール」に向けて、スムーズに誘導するのがトップページの役割になります。
何を伝えたいのかわからないページや読み込みの遅いページは、それだけで第一印象が最悪になってしまいます。
良い製品やサービスを提供しているのに、入口で逃げられてしまっては、意味がありません。
まずはトップページで訪問者の関心を引きつけて、ホームページ内の他のページへと誘導することを念頭に置きましょう。
訪問者を魅了するファーストビューの作り方
これまで数々の中小企業さまをご支援させて頂いておりますが、ほとんどの企業さまにおいて、トップページがもっともアクセス数が多くなっています。
つまり、ホームページのなかで一番見られているページということです。
だからこそ、訪問者に一番影響を与えられるページになります。
そして、トップページのなかでも「ファーストビュー」と呼ばれる、ページを開いたときに表示されている箇所（ページの上部コンテンツ）は、訪問者が”必ず”見る箇所になります。
つまり、ここで良い印象を与えないと、その後に続くコンテンツを見てもらえない可能性があるということです。
特にファーストビューでは、訪問者に起こして欲しいアクション（例：資料請求やお問い合わせなどのホームページで達成したい目的･ゴール）へ誘導することを推奨しています。
具体的な誘導方法については、「CTAテキストで差をつける：顧客アクションを促す言葉の選び方」の記事で紹介しています。
多くの訪問者が確実に見る場所だからこそ、目的達成のための導線は用意しておくべきです。
ユーザー体験を向上させるトップページの要素
ホームページをお持ちの企業さまには、それぞれ「ホームページで成し遂げたいこと」があるはずです。
例えば「資料請求の獲得」や「お問い合わせ数の増加」などがあげられます。
そしてトップページは、これらの目的を達成するために、スムーズな動線を作ってあげることが重要です。
前章の「ファーストビュー」に加えて、「ナビゲーション」も非常に重要な要素です。
はじめてホームページを訪れるユーザーは、どこにどんな情報があるのか全く分かりません。
そして、ホームページにおいてどのような行動を取って欲しいのかも理解していません。
だからこそ「ナビゲーション」という形で案内してあげる必要があります。
例えば、ページ下部に「お電話はこちら」のようなボタンを設置するのも、一つのナビゲーションになります。
コンテンツを閲覧しているユーザーが「この会社に相談しよう」という気持ちになれば、次に起こすアクションは「コンタクトをとる」ということです。
ホームページからのコンタクトする手段として電話や問合せフォームがあるのが一般的です。
ユーザーが「その気になったタイミング」で次のアクションへの導線が見えていたら、行動しやすくなります。
これがナビゲーションを設置する理由です。
ホームページの目的達成にむけて、あらゆる手段でユーザーを誘導することが重要になります。
そして訪問者が多いからこそ、トップページを改善することで、成果をスグに実感することができるでしょう。
