書いてあること
- こんな人におすすめ:SEO対策に取り組みたい、取り組んでいるが効果を感じたことがな中小零細企業の経営者やウェブ担当者
- 課題:検索結果で自社のホームページが上位に表示されない。
- 解決策:ターゲットを深く理解し、検索需要があるキーワードを選定する。
はじめに
SEOは「キーワード選定」からはじまります。
最初の一歩目でつまづいてしまうと、その先にある目標を達成することはできません。
これからSEOに取り組もうと考えている企業さんや、今まで取り組んでは来たが効果を実感できなかった企業さんにも、まずは「キーワード選定のコツ」をつかむことが重要です。
この記事では、自社のSEO対策で効果を出すための実践的なキーワード選定について、コツをご紹介しています。
キーワード選定の基礎:ターゲットの心を捉える
キーワードを選定するにあたって、非常に重要な考え方は「ターゲットの心をとらえる」ということです。
そもそもキーワードを検索しているのは誰でしょうか?
ほかでもないターゲットであり、未来のお客さん(見込み客)です。
ターゲットがどのような悩みや課題を感じていて、どのような「キーワード」で検索し、どのようなコンテンツを見ると課題を解決できるのか。
この一連の流れを考えていくことが「ターゲットの心を捉える」ことにつながります。
よくある失敗例としては、キーワードの検索需要を中心にした選定方法です。
検索需要が多い場合は、ホームページへ訪問してくれる可能性も多いかもしれませんが、ターゲットの心を的確に捉えられない可能性があります。
例えば「工務店」のようなキーワードは検索数も多いのですが、ターゲットが具体的に何を求めているのかまでは分かりません。
また、そのような検索需要の多いキーワードは競合も狙っているので、順位争いを避けることはできません。
逆に、ボリュームが少ない場合は、当然ホームページへの訪問数も期待できないので、わざわざ選ぶ必要もありません。
つまり➀ターゲットの悩みや課題が予測でき、②検索需要がある、この2軸でキーワードを選ぶことが重要なのです。
競合を出し抜くキーワード戦略:差別化されたアプローチ
SEOにおいて、検索結果ページにおける順位争いは避けられません。
競合も同じようなキーワードで狙っていることは間違いなく、むしろ競合が全くいないキーワードなど無いに等しいと考えた方がよいでしょう。
そこで、どうすれば競合を出し抜けるか?を考えていくことが重要です。
競合を出し抜くには、検索結果ページで「より魅力的な見え方」にすることです。
具体的には、検索結果ページで表示される情報「ぺージタイトル、ページの説明文、サイトURL、アイコンなど」に工夫を凝らすことです。
しかし、目立つことが重要なのではありません。
あくまでも、そのキーワードを検索しているターゲットに刺さるような表現をすることが大前提です。
自社の製品やサービスは、ターゲットにどのように受け入れられるのか?受け取ってほしいのか?これらを考えて落とし込んでいくことが重要です。
検索結果を見て、競合より魅力的なアプローチができそうだ!という場所を見つけたら、その「キーワード」を採用しましょう。
これが競合と差別化して、出し抜くキーワード選定のコツです。
SEO成功の秘訣:実践的キーワード選定方法
キーワード選定において、検索需要を測ることはとても重要です。
これらの検索需要を調べるには、ウェブ上にあるサービスを利用することがオススメです。
例えば「るりこ」という検索需要の調査ツールがあります。
こちらはトップページの検索窓にキーワードを入力して「調査」を押すだけで、
検索ボリュームから、上位のサイトにそのキーワードが含まれているかどうか、タイトルの類似率などの詳細データをみることができます。
また、Google広告を出稿している場合は「キーワードプランナー」というサービスもおすすめです。
検索ボリュームから競合状況を把握することができるので、選定基準を設けて、調査を進めて行くのが良いでしょう。
キーワードプランナーは広告出稿していなくても使用できますが、検索ボリュームが10~100のような算出しかされないため、出稿していない場合は「るりこ」を使うことを推奨しています。