書いてあること
- こんな人におすすめ:デジタルマーケティングの導入を検討している中小企業の経営者やマーケティング担当者
- 課題:どのように導入を進めればいいのか分からない。
- 解決策:社内リソースを見直し、不足している部分を補ってくれる協力会社を見つける。
はじめに
「デジタルマーケティング」が重要だという話は聞いたことがあるが、実際に何から始めればいいのか分からない。
そんな悩みを抱えた中小企業の経営者は少なくありません。
そしてデジタルマーケティングに取り組むにあたって大きな課題となるのは、➀人材不足、②予算不足、③知識不足です。
しかしこれらの課題を乗り越え、効率的にデジタルマーケティング戦略を実行することで、コスト削減をしながらビジネスの成長を加速させることができます。
この記事では、これからデジタルマーケティングに取り組もうと考えている中小企業の経営者やマーケティング担当者にむけて、実用的な戦略を解説しています。
予算と人材不足に立ち向かう:中小企業のデジタルマーケティング戦略
中小企業がデジタルマーケティングの導入で直面する課題として➀人材不足と②予算不足があります。
特にデジタルの領域は、専門的な知識を要するため、そのような人材を育成したり、社外から確保するというのも障壁となります。
限られたリソースを最大限に活用するには、外部のリソースや、WEBツールを駆使することが重要です。
例えばフリーランスやデジタルマーケティングの専門会社(弊社にご相談ください!笑)の協力を得たり、低コストで使えるWEBマーケティングツールの活用があります。
後者の場合は、少々勉強をする必要がありますが、使いながら少しずつ覚えることができます。
そんな時間はない!という企業さまは、ぜひフリーランスやデジタルマーケティング会社を探しましょう!
デジタルマーケティングの「投資対効果」を最大化する方法
デジタルマーケティングを導入するに当たって重要なポイントは、投資対効果(ROI)を最大化することです。
例えば、オフラインでの広告の投資対効果を見てみましょう。
商圏エリアに5万枚のチラシを30万円かけて配布したとします。
そのチラシを見たお客様から、10件の成約があり、100万円の売上があがった場合、
- 売上:100万円
- 投資:30万円
- 利益:70万円
となります。
そして投資対効果は(利益÷投資額)×100%で求められますので、233%となります。
つまり投資額に対して2倍以上の利益が出せている計算になります。
では、これ以上の成果を出すにはどうすればいいか?今回はなぜ良かったのか?という振り返りは毎回できているでしょうか?
おそらく多くの企業さまでは今回は「良かった」「悪かった」で終えてしまっています。
デジタル広告においては、ほぼリアルタイムの数値が見れるので、改善に向けて動きやすいという点が特徴です。
しかもチラシは一度作ってしまえば修正が難しいですが、デジタル広告は広告を出しながら修正できるという柔軟性も持っています。
これらデジタルの強みを生かしながら、改善を重ねていくことで、投資対効果を最大化することができます。
デジタルマーケティング導入の心得
よし、じゃあデジタルマーケティングを導入するか!と思っても立ちはだかるのは、数多くの見慣れない用語です。
コンバージョン、ランディングページといった横文字から、SEOやCTR、CVRといった単語などなど、海外発祥ということもあり英語中心の用語が目に入ります。
一つ一つを理解していくことで、デジタルマーケティングの全体像が見えてきますが、まったくの初心者の場合は、何がなんだか分からない世界かと思います。
そこで、③知識不足を補うには、協力会社を見つけることをおすすめします。
あくまでも「協力」してもらうのが前提で、「丸投げ」はNGです。
社内や担当者に知見もたまらず、協力会社に言われるがまま予算を投下して、投資対効果も宜しくない…なんてことにもなりかねません。
だからこそ、デジタルマーケティングの導入にむけては、積極的に取り組むことで、将来的なビジネスの成長につなげられるでしょう。
また導入にあたっては、(あくまでも「弊社は」ですが)経営層や役員などの幹部の方々が指揮をとることが望ましいと考えています。
担当者だけに任せてしまうと、退職した場合など、会社に知見やノウハウが残りません。
またイチから始めなければいけない状態になってしまうので、しっかりと足場を固めるためにも、上層部の方々こそデジタルマーケティング導入に一役買って頂きたいと考えています。