コンバージョン率(CVR)

コンバージョン率(CVR)とは

Conversion Rate(コンバージョン・レート)の略。ある指標に対して、目的とする成果が得られた率。指標や成果のカウントは、広告目的によってそれぞれ設定されることになるが、広告効果測定の指標としてよく用いられる。効果指標にCVRを使う場合は、どの段階をコンバージョンにするかを明確にする必要がある。

出典:一般社団法人日本インタラクティブ広告協会(JIAA)

コンバージョン率(CVR)の具体例

コンバージョン率は、その名の通り「率=%」となりますので、計算式があります。

コンバージョン率(%)=コンバージョン数÷セッション数

という式で算出することができます。ただし「コンバージョン」についてはWEBサイトによってさまざまで、セッション数においても、どの段階での数値を取るかによっても変わってきます。

例えば、フォームが設置されたぺージを訪問した数(セッション)に対するフォーム入力完了(コンバージョン)といった場合です。

セッションが100件、コンバージョンが3件だった場合、コンバージョン率は3%となります。

コンバージョン率(CVR)改善する

コンバージョンは成果指標です。WEBサイト運用の目的はコンバージョンの獲得であり、効率よく獲得するには「コンバージョン率(CVR)」を高めていく必要があります。

そしてコンバージョン率を改善するには、以下となります。

  1. コンバージョン数を増やす(セッション数に変動がないと仮定した場合)
  2. セッション数を減らす(コンバージョン数に変動がないと仮定した場合)

コンバージョン数を増やす

コンバージョン数を増やすには、直接寄与するコンバージョンポイントの改善が重要です。

例えば、フォームの入力項目を減らしてより入力をしやすくする、フォームへの到達率をあげる。

このようにコンバージョン数を増やすには、サイトやLP側の修正有効です。

セッション数を減らす

WEB広告を配信している場合は、配信ターゲットを制限して、より確度の高いユーザーへ広告を配信することが、広告の無駄打ちを減らし、結果的にセッション数を減らすことになります。

サイトやLP側では、コンバージョンに至るまでの導線を減らすことで、セッション数を減らすことになりますが、コンバージョン獲得を目的としたサイトの場合は、コンバージョン数の減少につながる可能性もありますので、こちらの施策は推奨いたしません。

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