書いてあること
- こんな人におすすめ:ホームぺージへのアクセスを増やすために広告を検討している中小企業の経営者やウェブ担当者
- 課題:どのような広告があるのか、いまいち分かっていない。
- 解決策:代表的なWEB広告を把握し、自社に合う広告手法からスタートする。
はじめに
この記事では、自社のホームぺージへのアクセスを増やして、商品の購入やサービスのお問い合わせを増やしたい!
そう考えて、WEB広告を検討している企業やその担当者に向けて、ホームぺージを宣伝するために使えるWEB広告について解説します。
企業ホームぺージの広告にはどんな種類があるのか?
まずは、ホームぺージ広告は種類も豊富で、それぞれ異なる特徴を持っています。
以下で紹介する広告を参考に、自社に合う広告手法を見つけましょう。
リスティング広告
リスティング広告は、検索エンジンで特定のキーワードに基づいて表示されるテキストベースの広告です。
GoogleやYahoo!、Bing(Microsoft)といった検索エンジンをお使いの方は、検索結果ページで「AD」や「PR」「広告」と表示されたホームぺージを見かけたことがあるのではないでしょうか。
これがリスティング広告になります。
ユーザーが「検索する」という能動的に情報を求めている状態になりますので、商品購入やサービス利用の確度が高い層にアプローチすることができます。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、WEBべージに表示されているバナー(画像)広告です。
イメージしやすいのは、Yahoo!のトップページです。ぺージ右上に広告バナーが表示されているのが見えるかと思います。こちらはYahoo!のディスプレイ広告で出稿することができます。
一方でGoogleディスプレイ広告では、Googleが抱えるホームぺージ(の広告枠)群のネットワークへ広告を配信することができます。
ディスプレイ広告は、ユーザーのWEB上での行動履歴に基づき、適切な広告を配信します。
SNS広告
SNS広告は、その名の通り、Facebook,Instagram、Xなどのソーシャルメディアプラットフォーム上に配信される広告です。
それぞれのタイムラインに広告が差し込まれているのを一度は見たことがあるのではないでしょうか。
各SNSごとに利用者の違いや、利用目的の違いがありますので、自社の製品やサービスに合ったターゲットや情報収集の仕方に合わせたSNSを選定することが重要です。
リターゲティング広告(リマーケティング広告)
リターゲティング広告とは、一言でいうと「追っかけ広告」です。
一度ホームぺージを訪れたユーザーに再度アプローチする広告を指します。
ホームぺージに一度訪れてくれているということは、少なからず掲載している商品やサービスに関心を頂いていると考えます。
こうした関心度の高いユーザーに向けて広告を配信することで、関心を再燃させられる可能性があります。
アドネットワーク・DSP
アドネットワークやDSP(Demand Side Platform)は、複数の広告配信先を一元管理し、特定のターゲットに向けて自動で広告を配信するシステムです。
ディスプレイ広告とは違うネットワークや、特定のセグメントに特化しているなどの特徴があります。
これらは、より広範囲のターゲットにリーチしたい広告主におすすめです。
最低出稿額などの規定がある場合が多く、初心者や少額予算の企業にはあまりおすすめできません。
ネイティブ広告
ネイティブ広告は、サイトのコンテンツに溶け込むカタチで表示される広告です。
例えばYahooニュースの記事と記事の間や、LINEニュースの記事と記事の間には掲載されている広告です。
見た目が通常記事と似通っているため、ユーザー体験を損なわずに自然に受け入れやすい広告形式になります。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は、自社の商品やサービスを他企業や個人が推薦し、その商品が売れた時に推薦者(アフィリエイター)に報酬を支払う広告形式です。
この広告手法では、実際に商品が売れた場合にのみ、費用が発生する「成功報酬型」になるため、コスト効率が非常に高いとされています。
多様なアフィリエイターを通じて、異なる顧客層にアプローチをすることが可能ですが、彼らが推薦するまでに一定のタイムラグ(製作期間)が発生します。
記事広告・タイアップ広告
記事広告とタイアップ広告は、特定のメディア記事やコンテンツの形式を利用した広告手法です。
これらは企業が商品やサービスを宣伝するために、既存プラットフォームに情報を組み込む方法になります。
例えば、旅行系のメディアに、旅行関連の記事を寄稿・もしくはタイアップして自社の広告を掲載してもらうといったやり方があります。
自社の商品やサービスが、旅行と密接に関連する場合、読者が興味を持つ可能性が高く、自然かつ効果的に商品やサービスを宣伝することができます。
純広告
純広告は、オフラインでいう新聞や雑誌などの「広告枠」を買い取る広告方式と同じです。
ウェブ上で、広告掲載を募集している他企業のホームぺージ上に自社の広告を掲載してもらいます。
掲載先のホームぺージに、多くのユーザーや自社の商品やサービスとの親和性が高いユーザーが多く訪れる場合は、自社ホームぺージへ効率的に誘導することができるでしょう。