WEB広告の課金方式は?オフライン広告との違いを解説

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書いてあること

  • こんな人におすすめ:新聞やチラシなどオフライン広告の実績があり、今後WEB広告にも出稿したいと考えている広告担当者や経営者
  • 課題:オフライン広告とWEB広告の課金方式の違いがわからない
  • 解決策:まずは「クリック課金」の考え方を知り、少額で始める。

はじめに

初めてWEB広告を出稿する場合、予算の考え方がわからないというお客様が多くいらっしゃいます。

というのも、WEB広告の課金方式は、チラシや新聞などオフラインの広告とは違う仕組みになっているからです。

そこで今回は、WEB広告の初心者に向け、特に主流である「クリック課金」について解説いたします。

オフライン広告について

私自身、かつて紙媒体(新聞やチラシ、冊子など)を中心とした広告代理店で働いていたことがあります。

例えば、チラシで広告を打つ場合、まずはチラシのデザインを作る必要があります。そしてできあがったデザインをチラシに印刷します。印刷されたチラシは、新聞折込やポスティングなどを経て、お客さまの手元に届きます。

新聞広告の場合は、掲載したい新聞社の掲載枠を買うことになります。広告の色味やサイズによって金額が変わります。地方紙や全国紙によっても大きく変わります。

看板の場合は、掲載箇所を選定して、制作~設置に費用がかかり、掲載料として月額のランニングコストがかかるのが一般的です。

これらは、いずれも「露出するタイミング」でお金が発生するということです。

チラシにかかるコスト

  • デザイン費
  • 印刷費
  • 折込やポスティング料金

チラシはA4やB5といったサイズ、片面か両面かといった点から、色はモノクロかカラーか、そして何枚作成するのかによって、印刷費やポスティング料金が異なります。配布エリアや枚数によってコスト制限しやすいので、予算を決めやすいでしょう。

新聞広告にかかるコスト

  • デザイン費
  • 掲載料金

新聞は全15段が一般的な片面サイズですので、この中からどれくらいの掲載サイズ(掲載枠)にするのか、色はモノクロなのかカラーなのか、によってデザイン費や掲載料金が大きく変わります。基本的に掲載課金になるため、コストの計算はしやすいでしょう。

看板広告にかかるコスト

  • デザイン費
  • 製作費
  • 掲載(設置)料金

掲載場所を確定させたら、その掲載枠に合わせた広告デザインを作成します。サイズや使用する素材によって金額が変わり、ランニングコストとして掲載料金が発生します。

WEB広告の課金について

オフライン広告は「露出するタイミング」でお金がかかるのに対して、WEB広告で主流のクリック課金では、その名の通り「クリック」に対してお金がかかります。

明確な違いは、広告を表示させる(露出する)だけでは、お金がかからないという点です。

一方で、オフライン広告に近しい課金方式としては「インプレッション課金」という広告が表示された回数に応じた課金方式もあります。

WEB広告における課金方式については、以下のようなものがあります。

クリック課金

表示された広告を「クリックされて」初めて費用が発生します。1クリックあたりの金額(=クリック単価)をCPC(Cost Per Click)と呼び、業界では頻出の言葉になります。

つまり、お持ちのホームページを訪れるユーザー1人に対して、いくら使えるかを計算できれば、予算を考えることができます。

例えばクリック単価(CPC)が100円の場合、ホームページに100人訪れて欲しいなら、予算は10,000円必要です。1,000人訪れて欲しいなら、10万円をご予算と考えると良いでしょう。

インプレッション課金

インプレッション課金は、広告が1,000回表示されるごとに費用が発生する課金方式です。

大量に配信されるディスプレイ広告や動画広告に見られる課金方式で、クリック課金との違いは、広告が表示された回数に応じて課金される点で、仮にクリックが0回でも費用が発生します。

インストール課金

インストール課金は、アプリがインストールされるごとに費用が発生する課金方式です。

アプリのプロモーションに使われる広告課金モデルの1つで、広告経由でアプリが実際にインストールされた回数に応じて費用が発生します。

視聴課金

視聴課金は、主に動画広告に用いられる課金方式です。この課金方式では、広告がユーザーによって視聴された際にのみ広告が広告費を支払います。

例えば、30秒間動画を見続けた場合に1視聴とするといったように媒体の定義によって、視聴のカウントが異なります。

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WEB広告も考え方は同じだが…

広告を掲載したら課金、クリックされたら課金という広告の仕組みは、その先に購買活動が発生する可能性があるという点では同じです。

例えば、「クリックされた回数」はあくまでも「ホームページに訪れた数」になります。

多くの企業さまは、ホームページ上で何かしらのアクションが欲しいはずです。例えば、お問合せなのか、資料請求なのか、といったアクションです。

これらのアクションを誘発するのに必要なクリック数を考えなければいけないですし、必要に応じてホームページを修正する必要があるでしょう。

オフラインであれば、一度作ってしまったものを修正することが大変難しいのですが、WEBであれば、スグに・何度でも修正できるという点は、オフラインにはない広告の在り方です。



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