書いてあること
- こんな人におすすめ:自社サイトへの流入数が少ないと感じている中小企業の経営者やウェブ担当者
- 課題:サイトへの流入数を増やしたいが、どのような方法があるのか分からない。
- 解決策:まずは流入経路を把握し、自社の顧客が多そうな経路を選択して、導線を設計する。
自社サイトへの流入数を増やしたい!
多くの企業が、自社サイトへの流入数を増やしたいと考えています。
しかし「増やすための施策が分からない」と手を止めてしまう企業が多いのも事実です。
そこでこの記事では、自社サイトへの流入数を増やすためにできる効果的なアプローチ方法と実践的な戦略について解説していきます。
サイトへの流入経路を把握する
一般的に「ウェブサイトへ到達する経路が1つしかない」ということはありません。
必ず複数の流入経路があります。自社サイトへの流入数を増やしたいなら、まずはどのような流入経路があるのかを知ることが重要です。
以下、大きく分けて5つの流入経路があります。
- 流入経路1:検索エンジン
- 流入経路2:SNS
- 流入経路3:WEB広告
- 流入経路4:リファラル(参照・紹介など)
- 流入経路5:ダイレクト(直接訪問)
それぞれ見ていきましょう。
流入経路1:検索エンジン
これは、GoogleやYahoo、Bingなどの検索エンジンの検索結果ページから流入する場合です。
この検索結果ページでより上位に位置することが流入数の増加に直結するため「SEO」と呼ばれる検索エンジン最適化を行う企業が少なくありません。
流入経路2:SNS
これは、FacebookやInstagram、X(旧Twitter)、LINEといったSNSをからサイトを訪問する場合です。
例えば、速報性のあるニュースサイトはXと相性がよく、Xを利用したことのある方は、ニュース記事へのリンクが貼られた投稿を見たこと、クリックしたことがあるのではないでしょうか。
流入経路3:WEB広告
WEB広告は、前述の検索エンジンやSNSなどで「PR」や「広告」「AD」と表記のされている場合です。
WEB上で人の集まる場所には必ずといっていいほど、広告があると考えて良いでしょう。
流入経路4:リファラル(参照)
このあたりは聞き馴染みにのない方も多いかと思いますが、わかりやすく言うと「紹介」です。
例えば、サイト(A)が「このサイト(B)すごくいいですよー」と紹介し、リンクを貼っている場合などは、サイトBの参照元としてサイトAが該当します。
これも立派な流入経路です。このような紹介されることを目的としたWEBマーケティング手法もあります。
流入経路5:ダイレクト(直接訪問)
これは、サイトのURLを直接入力している場合や、ブックマークなどから流入する場合です。
今は聞かなくなりましたが、かつてはラジオで「http://www.~」と読み上げているのを聞いたことがあるのではないでしょうか。
このように流入してくる場合は「ダイレクト」とされます。
サイト側の改善で流入数を増やすのは「SEO」
さて、「流入経路1」でも紹介させて頂いた「SEO」ですが、実は検索エンジン側でできることはありません。
できることはサイト側の改善です。
自社サイトのコンテンツを増やしたり、特定のキーワードでブログを書くなどサイト内部の修正を行った結果、検索エンジンの順位があがっていきます。
そのため、検索エンジンからの流入数を増やしたいのではあれば、基本的には「サイト自体」の修正を行うと考えておきましょう。
一方で、その他の「SNS」や「広告」「リファラル」などの流入経路では、それぞれ大元のプラットフォームやサイト側での改善をすることになります。
このように、どの経路からの流入数を増やすかによって、やるべきことが異なります。
オフラインから誘導する!
先ほどの例であげたような「ラジオ」もオフラインになりますし、チラシなどにURLを掲載している場合もダイレクト流入を獲得できるでしょう。
また最近ではオフラインでQRコードを読み取ってもらいサイトへ誘導しているケースも少なくありません。
オフラインでお客様との接点が多い事業者は、オフライン→オンラインへの導線を用意することでサイトへの流入数を増やすことができます。