書いてあること
- こんな人におすすめ:ホームページを修正しようと考えている人
- 課題:目的なく、気に入らないから「修正したい」と考えてしまう人がいる。
- 解決策:その修正は「何のためか」目的を明確にして、修正前後の変化を必ず追う。
はじめに
ホームページの大規模なリニューアルとまではいかないけど、一部修正したいところがある。
でも修正にお金もかかるし、なるべく抑えたいんだよな…。
このように考えている方にこそ、この記事はおすすめです。
「その修正をした先に、何が起こりますか?」
この質問に対する答えを考えてみてください。
個人が趣味でやるブログやホームページであれば、答えはなんでも構いません。
一方で企業の経営者やウェブ担当者が自社のホームページを修正する際に、極めて私的な理由をあげてしまうのはNGです。
そもそも、企業ホームページの多くは、自社の事業に活用されてしかるべきです。
だからこそ、企業のホームページを修正するときに「いちばん」重要な考え方を知って欲しいんです。
この記事ではそんな、ホームページ修正を思いついたときに、真っ先に考えるべき重要な考え方について解説していきます。
最重要項目は「目的」である
ホームページを修正するうえで、もっとも重要な項目は「目的」です。
つまり「何のために修正を行いたいのか」の「何のために」を明確にしなければいけません。
目的を持たずに、修正をする場合に考えられるのは「気に入らないから」「こうした方がいいと思うから」など個人的な意見になってしまいます。
しかし、例えば「問合せを増やすため」という目的があれば、おのずと進むべき道が見えてきます。
フォームの入力項目を見直したり、フォームへの導線を増やしたり、具体的な修正項目を見つけられるでしょう。
そして、予算が限られている場合は、とくに影響度の大きい方を優先的に着手することをおすすめします。
「影響度の大きい」はそのまま「アクセスの多い」箇所として考えて頂いてもかまいません。
ユーザーが全く見ていない箇所を修正するより、多くのユーザーに見られている箇所を修正する方が、目的達成に近づくことができます。
ホームページを使うのは「ユーザー」である。
ホームページを作っている側や情報を発信している側は、つい忘れてしまうのですが、その作られたホームページやコンテンツを見るのは「ユーザー」です。
そして、ホームページの中に情報を求めているのも「ユーザー」です。
修正を考えているご自身が、自社ホームページのヘビーユーザーであるなら、ユーザー目線で修正点を見つけることができるでしょう。
しかし多くの企業担当者は、自社のホームページを使うことはなく、ホームページからの反響などに反応する、ブログを投稿するといった業務を行っています。
ですので、あくまでもホームページを使う主体は「ユーザー」であることを念頭におき、修正点を探していく必要があります。
こうすることで「この色が気に入らないから別の色にしたい」といった私的な理由での修正はなくなるでしょう。
また、ユーザーを目的達成のために誘導できない修正は、実施しても意味がないので、ユーザー目線を持つことで無駄な修正費用や工数をかけずに済むでしょう。
「修正」はゴールではなくスタート
何度もいいますが、ホームページの修正で「いちばん」重要なのは「何のために修正するのか(目的)」です。
多くの企業では、修正することがゴールになっていて、修正後の変化を追っていないことがあります。
これも「目的」を見失っているから、または修正自体が目的化してしまっているからです。
修正はあくまでもスタートラインです。
修正した結果、修正前より悪くなってしまったら元に戻すべきだし、修正後に新しい課題が見つかるかもしれません。
基本的にホームページは「1+1=2」のような単純な式でなりたっていません。
ビジネスは時代や法令の影響、競合の影響、社内リソースの影響などなど、さまざまな影響を受けます。
もちろんホームページもその影響を受けます。だからこそ「常に変化する」ことを前提として、目的に向かって修正を続けていかなければいけないのです。
そうはいっても、修正点の見つけ方が分からない!という企業さまも少なくないかと思います。
そんな方は、ぜひ一度弊社の無料相談をご利用してみてください。御社の目的に合わせた修正案をご提案いたします。