書いてあること
- こんな人におすすめ：「WEBマーケティング」と「デジタルマーケティング」の違いが良く分からない人
- 課題：言葉を耳にしたことがあるが、違いを説明できるほどの理解できていない。
- 解決策：両者の違いは「領域」であると認識し、両者の「入れ子」関係を理解する。
はじめに
当サイトでは「WEBマーケティング」についての情報発信を行っています。
「WEBマーケティングってデジタルマーケティングのことですよね？」と質問されることがありますが、厳密には両者は「イコール」ではありません。
端的にお伝えすると「領域」において違いがあります。
そこで、この記事ではWEBマーケティングとデジタルマーケティングの違いについて分かりやすく解説していきます。
WEBマーケティングとデジタルマーケティングの関係性
WEBマーケティングとデジタルマーケティングは密接に関連していますが、それぞれが異なる概念を持っています。
WEBマーケティングとは？
頭にWEBとついているようにWEB領域におけるマーケティング活動のことを指します。
インターネットを使用して、製品やサービスを宣伝・販売するマーケティングの一形態を言います。
例えば、ホームページ、SEO（検索エンジン最適化）、MEO（マップ検索エンジン最適化）、メールマーケティングなどが挙げられます。
このように、WEBマーケティングは主にインターネット上の活動に限定されます。
デジタルマーケティングとは？
デジタルマーケティングは、インターネットだけでなく、様々なデジタルチャネルを通じて製品やサービスを宣伝する広範なマーケティング手法です。
例えば、デジタルサイネージやアプリ、IoT、AR・VRなど「WEB」領域にとどまらず「デジタル」領域にまで及びます。
WEBマーケティングとデジタルマーケティングの違い
「マーケティング」という一つの大きな箱があった場合、その中に「デジタルマーケティング」という一回り小さい箱が入り、さらにその中に「WEBマーケティング」という箱が入ります。
まるでマトリョーシカのような入れ子になっているのが両者の関係です。
そのため「WEBマーケティング」と聞いたら、インターネットに関わる範囲、「デジタルマーケティング」と聞いたらより広い範囲を指していると押さえておきましょう。
WEBマーケティングはあくまでも「部分最適化」
「マーケティング」＞「デジタルマーケティング」＞「WEBマーケティング」という入れ子の関係があります。
そのためWEBマーケティングはマーケティング全体で見た時の一部分でしかありません。
企業のマーケティング活動においてWeb領域だけ最適化すれば、万事が上手くいくということはありません。
WEBマーケティングはあくまでもインターネット（ホームページ、SEO、WEB広告、メルマガ）の活動に限定されており、その他のデジタルおよび伝統的なマーケティングチャネルにまで及んでおりません。
また、WEBやデジタルに限らず、顧客との接点を築き、ブランド価値を高めたり、中長期的な関係を気づくには、オフラインでのマーケティング活動も重要になります。
自社のビジネスの全体像から、マーケティング領域を切り取り、部分最適を繰り返すことで、全体最適につながります。
特にWEBマーケティングは顧客との接点を築くための「入口」になることが多いため、弊社はこの領域において、中小企業さまを支援していきたいと考えております。