書いてあること
- こんな人におすすめ:ホームページの集客効果を高めたいと考えている中小企業の経営者やウェブ担当者
- 課題:業界の用語が多すぎて、何がなんだか分からない。
- 解決策:最低限抑えておきたいSEO、LPO、EFOの役割を理解して、ホームページに落とし込む。
はじめに
ホームページの集客効果を最大化したいけど、SEOやLPO、EFOなど知らない単語ばかりで何から手をつければいいのか分からない。。。
そんな声をお聞きする機会がよくあるのですが、そんなときは「線」で考えてもらっています。
この「線」とはユーザーの導線のことです。
例えば、あなたのホームページから売上が上がるまでの流れを文字にしてみると、以下のような流れがあると考えられます。
- ユーザーがあなたのサイトを見つける(SEO)
- ユーザーがあなたのホームページに訪問する(SEO)
- ホームページのフォームにたどり着く(LPO)
- フォームを入力して問合せ完了(EFO)
- 問合せ内容をもとに商談開始
- 成約につながれば売上があがります。
この記事で紹介している「SEO」「LPO」「EFO」とは、集客における各ポイントで使われるサイト最適化の言葉になります。
これら3つの言葉が、どのタイミング・何を改善するものなのかを理解することで、ウェブ集客成功の道が開かれます。
ウェブ集客のためのSEO:初心者が理解すべき点
SEOとは「検索エンジン最適化」と呼ばれ、ウェブ集客には不可欠な施策です。
そしてSEOはその名の通り、GoogleやYahooなどの検索エンジンで上位に表示させるための一連の戦略を指します。
初心者でも、以下のような基本的なSEO戦略を理解して、自社のホームページに適用することで、サイトのアクセス数を増やし、ビジネスの成功につなげることができます。
キーワードを選定する
自社の商品やサービスを届けたいターゲットが使用するキーワードをホームページのテキスト内で適切に使用します。
SEOにおけるキーワード選定は1丁目1番地です。
まずは、自社の顧客が検索するであろうキーワードを洗い出すところから始めましょう。
高品質なコンテンツの提供
ユーザーにとって価値のある、役立つ情報を提供することが重要です。
キーワードを選定したのちに、そのキーワードに関する情報を含んだコンテンツを作成します。
競合にはマネのできないような自社独自の情報を発信することで、差別化をはかることもできます。
ホームページの技術的な最適化
こちらは、専門の知識を持っている担当者や外部パートナーに依頼することをおすすめします。
ページの読み込み速度の改善や、スマートフォンに対応したデザインの実装など技術的な側面もSEOにおいて重要な部分になります。
LPOによる訪問者のアクションを促進
LPOとは「ランディングページ最適化」と呼ばれ、ページを訪れたユーザーを顧客に変換するために重要なプロセスです。
LPOの目的は、ホームページの特定のページを最適化して、訪問ユーザーのエンゲージメント(ページ内でのアクション)を高め、最終的な目標(購入や資料請求、問合せなど)に導くことです。
分かりやすいユーザー誘導
訪問ユーザーに具体的な行動を促す明確なメッセージを記載します。
これはCTA(Call To Action)とも呼ばれ、訪問ユーザーに起こして欲しいアクションを誘導するために用いられます。
例えば「今なら無料お試しができます」といったメッセージを見かけたことがあるのではないでしょうか?
これがユーザー誘導(CTA)です。
「今なら」で限定感を出しつつ、「無料お試し」でお得感も伝えています。
これを見たユーザーは「じゃあ試しに使ってみるか」といってアクションを起こすわけです。
このように具体的な指示をしてあげることで、アクションを誘発しやすくなります。
ユーザー体験(ユーザーエクスペリエンス、UX)の向上
ホームページを使いやすく、分かりやすくしてあげることで、ユーザー体験を向上させることができます。
例えば、直感的に使えるようなデザインを取り入れることで、ネットに不慣れな層にも使いやすくなるでしょう。
このように使いやすさや分かりやすさは、LPOにおいて重要なポイントです。
せっかくホームページに訪れてくれたのに、使いづらい・分かりにくいページならすぐに離脱されてしまいます。
ユーザー目線で、ページの構成やデザインを考えましょう。
EFOの基本:より効率的なウェブフォーム作成
EFOとは「エントリーフォーム最適化」と呼ばれ、ホームページ内のフォームを改善することで、ユーザー体験を向上させるプロセスです。
LPOではLP全体にフォーカスしていますが、EFOにおいては、LPの中でもフォームにフォーカスを当てた最適化になります。
特に商品の購入や資料請求、問合せなどをホームページの目標に掲げる企業さまがほとんどですので、目標達成の一つ前にあるフォームの役割はとても重要です。
弊社でも、まずはEFOをやりましょう!と提案させて頂くほど、重要な対策であると考えています。
シンプルさの追求
入力の多いフォームや、複雑なフォームはユーザーにストレスを与えます。
そしてストレスを感じてしまったユーザーは、心のそこからその商品やサービスを求めていない限り、即座にフォームを離脱し、あなたのホームページすら離脱する可能性があります。
少なからず興味を抱いて、フォームまでたどり着いてくれたユーザーですから、将来的に顧客になり得ます。
機会損失を避けるためにも、シンプルで明瞭な設問や設計のフォームにしましょう。
明確な指示を与える
ユーザーが次に何をすべきかを理解しやすいように、明確な指示を出しましょう。
例えば、入力項目に誤りがあった場合に該当箇所へエラーメッセージを出すだけでも、ユーザーはすぐに修正に取り組めます。
また「必須」「任意」を表示することも、ユーザーにとって明確な指示になります。
中小企業がウェブ集客で成功を収めるためには、SEO、LPO、EFOの基礎知識を理解して、これらの戦略を適切に実行することが重要です。
これらの最適化プロセスを通じて、ホームページをより効果的な集客ツールとすることで、ビジネスの成長につなげることができます。